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天仙寺は曹洞宗の寺院です。

電話でのお問い合わせは0182-33-3633

〒013-0019 秋田県横手市二葉町3−5

ご供養・法事についてHEADLINE

 曹洞宗の葬儀

 曹洞宗(そうとうしゅう)の葬儀の特徴は、授戒(戒を授け仏弟子になっていただくこと)を行い、血脈(お釈迦様から,代々のお祖師さまを経て現住職まで伝わる、正伝の仏法の継承者であることの証明書)を授与し、引導を授ける(仏世界に入らしむこと)ということにあります。
 「修証義」に説かれているように、懺悔・受戒・発願・行持の諸行はそのまま修であり証でありますから、仏祖の大戒を受けて諸仏の子として大覚世尊の仏位に入るということです。本来は、生前に受戒をするのが本来の姿ですが、現在では葬儀の折にするのが通例になっております。勿論、「修証義」を読誦される当寺の檀信徒の皆さまは、それによって身を修め、発願利生・行持報恩の行を日常の中で実践されていますから、それでよいとも言えるわけです。改めて生前受戒をご希望される方がおりましたら、ご相談に応じます。
 亡くなられた方と、残された者との別離の儀式はとても大切なものです。当寺では、丁寧に心をこめて執り行い、故人が大覚世尊の仏位に入られ、また、残された方々が、生きていく上での知恵を持って戴けるような葬儀を心がけております。

臨終諷経(枕経)
 当寺では必ず臨終諷経を行うようにしています。ご家族が最期を迎えられたら、当寺にも出来るだけ早くお知らせください。読経は仏遺教経(ぶつゆいきょうぎょう)です。仏遺教経はお釈迦様が臨終の間際、最後にお説きになられたありがたいお経です。読経後、葬儀の詳細について打ち合わせさせて戴きます。ご家族の皆さまに故人の生前のことなどをお話しして戴くとともに、葬儀を何処で、どのように行うかご相談いたします。
入棺諷経
 ご家族・親族や縁のあった友人知人をお呼びし、亡骸をお清めして、悪寒にお納めします。この後、いわゆるお通夜となります。
出棺諷経・荼毘
 横手地方では、葬儀の前に荼毘に付すのが一般的です。他所への出張の際には、その土地の風習に従います。
葬儀
 お骨があがって骨壺にお納めして、葬儀会場に向かいます。
お墓参り
 お寺での葬儀の場合には、葬儀終了後、お墓参りをして戴き、その間に法要の準備を致します。葬祭ホールでの葬儀の場合には、後刻、お寺参り、お墓参りをして戴いております。
予修初願忌・小忌法要
 引き続き、ご招待のあった方たちにお残り戴いて、予修法要を行います。般若心経による本尊上供のあと、「修証義」と観音経や大悲呪などを読経いたします。法要が終わって、お斉の前に、法話をさせて戴きます。

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 葬儀から一周忌まで

初七日
 初七日までは、毎日、お伺いして読経させて戴きます。
二七日〜六七日
 以後は、七日七日にお伺いします。
七七日(忌明け)
 一般にはこの日の四十九日法要(仏送り)を以て忌明けとなりますが、近年は,三十五日法要での仏送りが多くなっています。ご家族・親族や縁のあった友人知人をお呼びしての法要となります。終了後、お墓への納骨式を行います。葬儀から安置していた白木のお位牌を黒塗りのお位牌に換えます。その際は、お位牌の開眼(魂入れ)が必要です。仏壇を伸長なさった時も同様です。
百ヶ日
 お宅にお伺いして読経を行います。お墓碑に戒名を刻むのはこの日を目安にしたらよいかと思います。
一周忌
 この日を以て喪明けとなります。ご家族・親族や縁のあった友人知人をお呼びしての法要となります。故人の命日かそれ以前の日に行います。
 
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 年回法要について

 ご法事のことを「追善供養」とも言います。追善とは、故人の遺した善き言葉や行いを偲び、自らもそれにならうことです。また、供養は「お供えし奉る」ことですから、供物を供える物質的な行為だけでなく、精神的な行為も伴っていなければなりません。個人を偲ぶことを通して、遥かな昔から続くご先祖様の命、仏身(心)の連なりが自分にも注ぎ込まれていることを思い、自らを省みてより良い生き方を実践していく契機にしたいものです。
 年回法要は、一周忌の後は、下一桁が3と7の年に行います。なお、その数え方は、三回忌は亡くなって2年後
(三年目)、七回忌は6年後(七年目)というようになります。
 平成26年の年回表を参照ください。

 平成26年年回表  
 一   周   忌  平成25年(2013)
 三   回   忌  平成24年(2012)
七   回   忌  平成20年(2008)
 十  三  回 忌  平成14年(2002)
 十  七  回 忌  平成10年(1998)
 二 十 三 回 忌  平成 4年(1992)
 二 十 七 回 忌  昭和63年(1988)
 三 十 三 回 忌  昭和57年(1982)
 三 十 七 回 忌  昭和53年(1978)
 五  十  回 忌  昭和40年(1965)
 百   回   忌  大正 4年(1915)



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 ご祈祷・水子供養について

ご祈祷
当寺では、元旦及び8月27日に祈祷会を行っております。そのほか、所願成就のご祈祷を随時受け付けております。
水子供養
当寺では、山門脇に六地蔵並びに水子地蔵、鎮守堂脇に子安地蔵を安置し、子供たちの健やかな成長と、様々な因縁によってこの世に生を受けずにしまった子供たちの安寧を祈っております。参詣の折には手を合わせて戴きたいと思います。ご供養のご相談がありましたらご連絡ください。
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